2006年06月27日

S君が“世界地図”を描かなくなった日

 子どもの心配は親にとっても心配で、小学5年生になるS君はいつまでたっ

ても布団に“世界地図”を描く。とくに冬場は毎日のように“名人芸”を披

露してくれる。 

 S君家の心配は、S君が6年生になるまでにおねしょが治るかどうかという

ことだった。6年生になると、寝泊りキャンプや修学旅行がある。もし、そ

んなところで“世界地図”を描きでもしたら・・・である。(中略)

 さて、こんな状態だったS君、はたして6年生までにおねしょをしなくなっ

たのだが、きっかけは音楽を聴きながら寝るようになったからだという。

 S君が好んで聴いていた曲はテレビや映画のアニメソングである。とくに決

定盤となったのが以前に映画を観て知っていた『風の谷のナウシカ〜はるか

なる地へ〜』だった。

 物語は、主人公の美少女ナウシカが、「自然を大切にしょう。自然破壊を

食いとめよう」と人びとに声を大にして叫ぶというもので、S君は、布団の中

でこのオリジナル・サウンドトラック盤を聴いているうちに、おねしょの心

配なく、心やすらかな気分で寝られるようになったという。

 音楽を聴きながら寝るとおねしょをしなくなるという,一種の自己暗示か

もしれないが、S君の夜尿症はこうして克服されていった。

 先日、久しぶりでS君に会ったら、最近は『ドラゴンクエスト・イン・ブラ

ス』を聴きながら寝るといっていた。

 ちなみにS君がおねしょをしなくなったのは、“音響心理療法”をはじめて

2カ月ぐらいたってからだった。

posted by サウンドマジック at 03:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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